2021-01-01から1年間の記事一覧

年末の政変、チリ大統領選

12月19日、南米のチリで大統領選が行われ、反新自由主義、反緊縮財政を訴えた左派連合のガブリエル・ホジッチ氏(35才)が当選を決め、来年3月に就任することになりました。チリ共産党も支持していることから、極右の候補者陣営から、「共産主義者、全体主義者…

国土交通省の統計粉飾

厚生労働省が3年前、統計を偽装して大問題となった。 今度は、国土交通省が、統計を粉飾して問題になっています。アベノミクスの成果を粉飾するためのものであったのではないかと疑われています。 財務省を相手取って自殺に追い込まれた赤木さんの妻が訴訟を…

小田急の挑戦

小田急は、子ども運賃をICカードを使用した場合、すべての運賃を来年春から、全線50円にすることを発表しました。新宿から小田原まで通常490円かかるのが50円で電車に乗れるということです。最低運賃の次の駅までも70円が50円だということです。 ラジオで運…

18才以下の給付金

相談者から18歳以下の10万円の給付金がいつ支払われるのかと質問されました。いわく、年末にいろいろと出費があって、心配しておられました。 臨時国会で補正予算を決めるようですが、その詳細が明らかになっていません。現金で5万円、クーポン券で5万円分と…

文書通信費他、制度改革の必要性

国会では、10月31日に当選者が決まり、文書通信費や秘書給与も含めて日割り計算をする制度がないため、一日だけ議員でも一ケ月分全額支給されていることが問題になっています。ようやく、改革のほうに進みましたが、日本共産党は、以前からこの制度の是正を…

選挙を終えて

7月の都議選、区長・区議選は、以前から10月31日告示、11月7日と決まっていましたが、いつおこなわれるのか不明なままの総選挙は10月4日に突如、10月14日に解散、19日公示、投票日10月31日となりした。今までも、考えられないことが起きてきましたが、今回の…

国民の半数が接種というけれど

新型コロナワクチンの接種について、日本でも対象者の過半数が接種がニュースになりました。しかし、それでも打ちたいけど予約ができないとの嘆きと怨嗟の声を耳にします。 総理は、一日100万人以上といい、一時期はそうなりましたが、ワクチンの供給が遅れ…

アフガニスタンに自衛隊機派遣

アフガニスタンでタリバンが首都カブールを制圧し全土を支配下に置きました。確かに米国大使館員などを緊急に大型ヘリコプターで避難させる姿は、ベトナム戦争で敗北したときの状況を彷彿させます。 しかし、邦人の輸送のために自衛隊機のアフガニスタン派遣…

やっていいのかパラリンピック

政府も都知事も「五輪と感染拡大とは関係ない」と言い切っていますが、信じる人は少数です。世論調査が、それを証明しています。 観戦拡大は深刻です。かつてない勢いで感染者が増え続け、入院できず自宅療養者が増え続けています。夏休みに自粛している方々…

緊急事態宣言の拡大と延長

五輪の開催が感染拡大に拍車をかけました。五輪の前から感染拡大していたから五輪のせいではない、というむなしい反論もありますが、国民にはガマンを押し付けておいて、五輪だけ特別扱いしたことに多くの国民が怒りをもっていますし、五輪をやるならまあい…

それでも五輪中止

五輪開催後も新型コロナの感染拡大が止まらず、五輪選手だけではなく関係者を含めるとすでに百数十人の感染者が出ています。 「バブル方式」と説明しますが、日本行の飛行機の中でも一般客と交わり、五輪関係者とそれ以外は別ルートということになっています…

党名について

「共産党は党名で損してる?変えたほうがいいんじゃない?」よくある日常会話です。 最近は、あまり説得しようとしないで、「はい、委員長に報告します」と言ったりします。善意で言ってくれているからです。しかし、先日、選挙のお礼で回っていたとき、「党…

ワクチン不足の深刻

是が非でも五輪開催には、多くの国民の怒りを買っていますが、一日100万接種と豪語していた総理。ワクチンが決めてとも言っていましたが、ここにきて、ワクチンが十分に供給されず問題になっています。報道によれば、関西では、すでにワクチンが供給されず、…

コロナ禍があぶりだした貧困

フードバンクで女性の生理用品が喜ばれています。葛飾区でも区民から要請があり防災備蓄品の生理用品が提供されました。 市民団体のオンラインアンケートで、「金銭的理由で生理用品を買うのに苦労した」と五人に一人が回答しました。女性は賃金差別のうえに…

高まる五輪中止の世論

「緊急事態宣言中でも五輪可能」IOCコーツ氏 「犠牲を払わなければならない」IOCバッハ氏 こうした、発言の度に国内での不安の声が高まります。 一方、ワクチン接種は思うように進まず、不安と呆れの怨嗟も広がっています。 それなのに、政府と都知事…

入管法改定断念

また、市民の運動と国会論戦で悪法成立を断念させました。 しかし、スリランカ人女性の痛ましい死亡事件がひとつの大きな要因となりましたが、その責任はどうなるのか?その女性の家族が来日し、葬儀が執り行われ、入管を案内されたとき、収用施設が「動物の…

五輪中止は、圧倒的な世論

三回目の緊急事態宣言を発令して以来、じわじわと感染者が増え続けています。検査の徹底、事業者と医療機関への補償とわが党は求め続けていますが、本気の対策が打てない菅政権と小池都政。 この中途半端な対策によって、感染者をおさえるどころか増やし続け…

創立100年キャンパスま大引っ越し

100年前に創立された大阪外国語学校が戦後、大阪外国語大学になり、2007年に大阪大学外国語学部として吸収合併。私は、1980年天王寺から箕面市へ移転したキャンパスに入学しましたが、今も思い返すと、外国人の多い異空間でした。40年しか使用…

子どもの意見

「子どもの権利条約」は、わが国も批准した条約です。その中身は、「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」です。 この条約を批准した後、日本の子どもは、「激しい制約と競争」にさらされているとして国連から是正勧告を受けています。…

ワクチンだのみの危険

ワクチンの輸入が滞り接種が思うように進まず、問題になっています。 日本共産党は、志位委員長がいち早く、ワクチンだのみでは、また、感染拡大となる危険を指摘し、検査を拡大して、追跡、保護という感染症の原点に立って対策を講じる必要があると指摘しま…

住民説明会

さる3月27日、子ども未来プラザ東四つ木の住民説明会が行われました。昨年の夏、開かれた説明会で様々な意見が出され、区議会でも、区の当初の案に苦言が出され、そして、新たに策定された案でした。 しかし、新型コロナ感染症が年末年始に大爆発し、当初、1…

学校プール廃止方針の波紋

この方針に日本共産党区議団は、いち早く反対の論陣を議会でも、地域でも張ってきました。第一号にされようとしている水元小学校では、署名運動にも取り組み始めました。ついこの間まで、住民向け説明会の資料には、プールがあったのに突然プールを消して説…

3.11から10年

東日本大震災から10年がたちます。 津波の恐ろしさと原発事故、いままで想像がつかないことが現実となりました。 議会日程の合間と直後から被災地に出かけました。高速が復旧するまでは、バスでの移動でしたが、バランティアとして現地入りするときは、高速…

逃げようとする菅首相

菅首相の長男が総務大臣秘書官を務めた後、東北新社というメディア会社に就職し、総務省の幹部を接待していたことが明るみになっています。首相は、「長男とは別人格」と力みますが、安倍前首相が森友事件の時、「妻は私人」と言ったのとほぼ同義語だといえ…

新型コロナワクチン

新型コロナワクチンの接種が動き始めています。今月は、当面、国立病院などの医療従事者から始まり、来月から、区内の医療機関への接種を始める予定です。 地方自治体も予算は、単年度で4月から翌年の3月までになっています。したがって、今年度の3月に実施…

新型コロナ高齢者施設への対策

葛飾区でも、高齢者の陽性患者が増えています。 国が無症状の若年層よりも、重症化リスクのある高齢者に感染防止策をシフトしたことによる結果です。しかし、これが数のマジックとなり、最近の感染者減になっているという指摘もあります。 大切なことは、こ…

核兵器禁止条約発効決定後の核実験に抗議

核兵器禁止条約が昨年10月22日に条約発効に必要な50ケ国が批准し、今年1月22日に発効しました。 ところが、米国トランプ政権は、昨年11月にネバダ州で未臨界核実験を行ったことが1月19日に明るみになりました。世界が、核兵器廃絶のために禁止…

東京オリンピック・パラリンピックは?

ついに、世論調査でも、1年延期した、東京のオリンピック・パラリンピックの開催は困難だという回答が圧倒的多数となりました。 それなのに、総理大臣やJOC幹部らが、「必ず開催」と叫ぶことは、新型コロナ感染がひろがるなか、この上ない無責任な発言だ…

1都3県に緊急事態宣言

今年に入り感染拡大はとどまるどころか拡大しつづけ、政府はついに緊急事態宣言の発令方針と変わりました。その報道を見ていて、去年四月のようになるのかと思いきや、学校休校はなし、大学受験のセンター試験も行い、対象は、飲食店の時短営業中心のようで…