子どもの意見

子どもの権利条約」は、わが国も批准した条約です。その中身は、「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」です。

この条約を批准した後、日本の子どもは、「激しい制約と競争」にさらされているとして国連から是正勧告を受けています。

いま、葛飾区では小学校のプール廃止が大問題になっています。質疑の過程で「子どもの意見を聞いたのか?」との質問に、区教育長=教育行政のトップが、「参加する権利」(意見を表明すること)は「定義されているが、必ずしも意見をきかなければならないということではない」と驚くべき答弁をしました。プールの廃止と共にこの発言の撤回を求めます。