スフィア基準

災害時などに人権に配慮した扱いを受けることを当たり前とする世界標準です。今年の能登半島地震でまたもや、世界から、なぜ、先進国の日本で、被災者に難民キャンプのような扱いを受けているのかと疑問が寄せられました。

予算委員会の質疑で区役所も「スフィア基準」とはいうものの中身がともなわない状態であることが浮き彫りになりました。感染症から、またプライバシーを守るためのテントの導入もトイレトレーラーの導入もこれからです。23区でも独自に食料の備蓄を充実しようという動きがありますが、なかなか、思うように進んでいません。能登半島地震を他人事としないということは、「スフィア基準」に向き合うことだと思います。