サッカーワールドカップの光と影

4年に一度のサッカーワールドカップ大会が7月20日にスペインが優勝し閉幕しました。

8月2日に、にこわ新小岩で赤旗スポーツ部長を講師に招き、大会中にスポーツ欄に掲載された記事をもとに、大会に投げかけられた「光と影」と題し、問題点と明るい兆しなど語っていただきました。影は、なんといっても米国が一方的にイランに対する戦争を仕掛けたことで大会開催や参加資格があるのかという問題です。商業主義が蔓延し、トランプ大統領が口出しして、ルールまで捻じ曲げられたことなどキリがありません。

一方、人種差別とたたかうスペインのヤマル選手やフランスのエムバぺ選手などの堂々たる発言に光を感じました。また、不当な扱いを受けたイランの監督による平和を希求する発言にも感動しました。

通常国会も終了

通常国会の会期末、重大な法案が次々にごり押しされました。そもそも、総理が説明しようとしない異様な国会でもありました。中傷動画問題では、陳述書を提出するからと答弁拒否する総理もあり得ない話です。多くの反対意見がある中で、国旗損壊罪法や女性差別の皇室典範改定など、物価高のなか国民生活に関係のないものがつきつぎに採決されていきました。総理が「悲願」と公約し国民の多くが望む消費税減税は、いつやるのかうやむやです。会期を8日間延長し、これまたごり押したのは、副首都移転法案で予算規模もその緊急性も疑問だらけ、国民生活に直結するものでもありませんでした。

しかし、内閣支持率はどの調査でも、急落していることが共通しています。おごれるもの久しからずではないでしょうか。

ワンルーム狂騒

あちこちでワンルームマンション建設ばかりが増え、今後も増え続けており相談がいくつか寄せられています。効率優先で自らの財産をどう活用するかは、個人の自由といえるかもしれませんが、これでいいのでしょうか。

町会の役員さんからは、ワンルームマンションでは、町会に入会してもらえない。学校関係者からは、ファミリー層が入れないので、子どもが減る一方だという不安があります。日本共産党は、公営住宅を増やす必要があると主張しますが、行政からは、ワンルームを含め、住宅のストックは十分あるといい、その必要はないと突っぱねています。

確かに、新しくできたワンルームマンションは、多くが空き家のままです。しかし、この現状を放置することは、街壊しに他なりません。行政が将来を見据えて、誘導することは本来やるべきことだと思います。

再開発 高まる税金依存

7月10日付の東京新聞朝刊の記事として一面のトップ記事がおどりました。

21ページは、その続きとして、葛飾の立石再開発の問題を掘り下げて記事が掲載されています。工事費の高騰は、再開発の補助金の激増をもたらしているという指摘です。

莫大な税金投入は、公共性が問われると埼玉大学岩見良太郎名誉教授も指摘しています。安易な税金投入は、開発を主導するディベロッパーのリスクを行政が肩代わりしていることになりかねないと指摘しています。

立石再開発についての詳細では、「青天井の税金投入」との見出しにサブで「事業費の7割超(が税金)」となっており、そのことは、党区議団が繰り返し指摘してきたことです。区は「後戻りできない」との姿勢だと報じられていますが、見直すことしか解決策はありません。

児童相談所見学

保健福祉委員会に所属し、現在、副委員長を仰せつかっています。

去年の11月区議会改選で、10名の保健福祉委員のうち、5名が新人議員だということで、児童相談所職員の計らいで、児童相談所の見学をさせていただきました。

施設完成直前に施設の見学はしましたけれども、30名定員のうち24名が実際に入所しており、プライバシーも配慮しての視察となりました。大人の事情で、ここでの生活を余儀なくされる子どもたちへの配慮、真剣な取り組み、よりそいを実施している努力がとても伝わりました。

どんな環境のもとでも子どもの権利条約(条例)にもとづく最良の行政としての責任があります。ここでの生活は決して望んでくるものではないだけに、職員の皆さんの努力に敬意を表するとともに、子どもたちの成長を見守り、環境改善に最大の努力を図らなければならないと思いを新たにする一日でした。

かっぱえびせん

近所のドラッグストアーで噂のカルビーのかっぱえびせんを発見しました。

高市政権は国民が困っているのに「石油は足りている、ナフサは目詰まり」と繰り返し対策が不十分です。現場の建築関係、医療機関で品不足に、また、品物を確保できても異常な値上がりで困難に陥っています。そんななか、カルビー食品が原材料不足のためカラー印刷していたパーケージを単色にして販売することが話題になりました。この動きは、他の企業もこうした動きにシフトしています。ところが、政府は、カルビーに対して、つるしあげのごとく、行政指導をしましたが、やるべきことがさかさまではないのかと追われた方も少なくないと思います。しかし、銀色のパッケージに黒一色のかっぱえびせんの実物を見たらなんと目立つことか!

高市政権よりカルビーのほうが一枚上手か?と感じました。

皇室典範改定

国会も最終盤となり、重要法案の審議が行われています。その一つが皇室典範の改定であり、6月22日の区議会最終本会議でも、区議会自民党提案の「安定的皇位継承確保を求める意見書」(一部削除)の採決がおこなわれました。国会では、衆参議長、副議長の案をまとめましたが、日本共産党を含めた野党の一部が反対しました。その理由は明白で、天皇が男性でなければならない理屈は通らない、ということにつきます。

区議会では、国会の賛成意見を後押しするもので、日本共産党は反対しましたが、会派としては「みらい」二人の他、3人の無所属議員が異論であり、都合9名がこの意見書に賛成しませんでした。国会は、選挙制度の弊害で少数意見がさらに少数の議席になっていますので極めて少数の異論でしたが、区議会では、22.5%が異論だったという事実に重みがあると思います。