新型コロナ高齢者施設への対策

葛飾区でも、高齢者の陽性患者が増えています。

国が無症状の若年層よりも、重症化リスクのある高齢者に感染防止策をシフトしたことによる結果です。しかし、これが数のマジックとなり、最近の感染者減になっているという指摘もあります。

大切なことは、こうした時期に逼迫した医療施設を患者が拡大した時に備える対応をしておくこと、また、PCR検査の面的な徹底で陽性者とそうではない人を徹底的に分ける方策が求められています。

高齢者施設の方から、社会的検査をためらう声もあります。検査をして陽性者のクラスターになったら介護崩壊になりかねないからです。世田谷区や江東区では、そうした施設に区の職員を派遣する態勢を整えていますが、葛飾区は関係者の「共助」となっています。発想の転換も必要になっています。