パレスチナの惨状を憂う

ハマスのロケット攻撃、人質の連行は国際法違反です。無条件で人質を解放するべきです。しかし、イスラエルガザ地区に対する地上戦はこの上なく危険なものとなり、犠牲は子どもたちにも及び、これもまた国際法違反の行為です。ましてや核兵器の使用をちらつかせるなど言語同断です。

10月27日の国連総会では「即時停戦と世界がそのための努力」が121ケ国が賛成し決議されました。

ところが、日本は、この決議に棄権してしまいました。米国バイデン大統領が、イスラエルの行動を黙認していることに、忖度したものであり容認できるものではありません。憲法9条をもつ日本は、イスラエルパレスチナとどちらにもチャンネルを持つ外交をしてきただけに停戦交渉の先頭に立つべきです。「即時停戦、パレスチナに平和と自由を」は世界共通の願いです。