マレーシア機撃墜事件

アムステルダム発のマレーシア機が撃墜され、乗客・乗員の全員298名が死亡したとみられている。

正式な調査結果によって判断されるべきだが、各報道からみるとウクライナ東部の親ロシア派の犯行とみるのが自然だ。こうした危険な武器を与えたとされるプーチン政権も苦境に立たされている。

最大の乗客だったオランダ人の怒りは当然だと思う。しかし、激しい応酬はあるが戦争を前提としていない。しかも、そのオランダでイスラエルガザ地区でのパレスチナ人への虐殺に抗議するデモも行われている。私は、そのオランダ人の心意気がすごいと思う。

米国では、911テロのあとアフガン、イラク戦争へと突っ込んでいった。日本ではどうだろうか。北朝鮮尖閣問題で戦意を高揚しようとする政府とそれに追随するマスコミ。

日本の民意が問われている。