所得格差が健康格差にも

テレビのモーニングショーを見ていたら、足立区の柳原病院の石川医師(同病院院長)が取材を受けていました。この番組で検証していたのは、所得格差が健康格差にも連動していることを紹介していました。生活保護受給率が低い特別区は、平均寿命が長く、高い特別は、葛飾区も含めて、平均寿命が短いというフリップも使用されていました。

柳原病院の石川医師がインタビューを受けていたのは、低所得の年金受給者が、「無料低額診療」をうけて、一命をとりとめた患者がいて、柳原病院は、その制度を活用しているからでした。この制度は、低所得の方に、所得に応じて、治療費を無料または、低額で治療が受けられる仕組みです。

葛飾区では、立石の済生会診療所が唯一この「無料低額診療」を行っていましたが、看護師養成学校と共に撤退してい待ったために、なくなってしまいました。この無料低額診療を再開することは、区としてやらなければならない重要な仕組みと言えます。