説明責任

菅総理が、日本学術会議が推薦した名簿のうち6名を外したことが大問題になっています。戦前日本が、総動員体制で戦争遂行したことの反省に立って、政府から独立した機関として意思表示をするための機関であり、総理の任命は形式的なものであり、意図的に除外することはできないものです。それをあえてやったことに悪質さがあります。

暴挙には変わりありませんが、私たちと異なる意見の方々も「きちんと説明を」と求めています。総理は、「総合的・俯瞰的に判断」といいながら、そのあと、初めから6名の名がなかったと説明を変えました。それなら、6名を外した人物が違法行為を働いたことになります。ただの言い逃れで、説明になっていません。