今年、4月に予定されていた史上初の米国ニューヨークでの原水爆禁止世界大会が正式に中止となりました。大変に残念なことです。新型コロナウイルスの流行がWHO(世界保健機構)によって、「パンデミックス」と判断され、ニューヨーク州が非常事態宣言となり厳重な体制となっています。
国連で原水爆禁止条約が81ケ国が署名し賛成多数で採択され、批准国が50ケ国以上になると国際条約として、核保有国は、核兵器を保有できなくなります。
すでに35ケ国が批准し、このニューヨークでの世界大会までに批准国を50ケ国以上にしようと意気込んでいたさなかのことでした。
この中止の決断は誠に重たいものだと思いますが、このウイルスとのたたかいもまた、世界的な課題です。どちらの課題も真剣に取り組んでいかなければなりません。