永田町のユニオンジャック

今朝、首都高速小菅ジャンクションの改良工事の説明を聞き、党として安全対策などの要望をつたえるために笠井亮議員の事務所へ行きました。

東京メトロ永田町駅から地上にでると日の丸とユニオンジャックが国会議事堂の前の通りに飾られていました。だれかイギリスの人が来るのかな・・・とおもいつつ葛飾に帰ってまいりました。

ニュースにそれらしいモノがなく、イギリス大使館のHPをひらくとキャメロン首相が来日とありました。

かのイギリス首相の来日もずいぶん軽んじられているなあ・・・と思いました。

ブータン国王夫妻の来日のときは、マスコミがぞろぞろ取材していたのに比べるとずいぶん違う扱いだなと思います。

ニュースでは、大飯原発の再稼働問題、北朝鮮のロケット、鳩山元総理のイラン訪問、問題が山積しているにしても、毎日、テレビでニュースをそれなりに見ていますが、イギリス首相の来日は知りませんでした。

むしろサッチャー元首相の映画のほうが話題になっているではありませんか。

新自由主義の権化みたいな人ですから、私はとても評価できる政治家とは言えませんが・・・。そのサッチャリズムの反動で労働党政権がつづきましたが、イラク戦争に加担し、経済政策の失敗が続き、二大政党制の本家本元で二大政党制を見直すことになったのが、キャメロン政権です。ご存知の方が多いかと思いますが、キャメロン氏は保守党ですが、第三党の支持で国会の過半数で成立している政権です。

野田首相とももちろん会談するそうですが、何というのでしょうか。「二大政党制は、民意が反映しない制度です」とでもアドバイスしていただきたいですね。

しかし、決めるのは国民の意思でなくてはなりません。勝手に多数党の都合で決められるものではありません。