開会中の通常国会に二年前に国民的批判を浴びた改悪法案がほとんど中身を変えずに再提案されていることは深刻な問題です。だからこそ、これに批判する声が高まっています。
維新の梅村議員は、入国管理庁をかばうかの如く、亡くなったスリランカ人に支援者が「期待を抱かせた」のではと質問しました。内外の批判にさらされ更迭されましたが、維新の参院政調会長が党の方針だといった事実はなくなりません。問題は、法務省、入国管理庁、さらに維新の会も含めた人権感覚の欠如です。
葛飾区教育委員会はこの間、二件の重大ないじめがあったことを文教委員会に報告しました。その対策の一つが法務省による研修でした。入管法改悪や刑務所での受刑者に対する人権侵害など人権を語る資格のない省庁の研修など信用できません。
