名前を変えた統一協会

決算委員会の審査で統一協会にかかわる質疑も行われました。

10月3日の分科会では、社会福祉協議会に旧統一協会が昨年度、10万円の寄付を行いましたが、区は、社会福祉協議会から「今後は、寄付は受けない」と報告を受けていると答弁しました。社会的に問題になっているという意識が働いているのでしょう。

しかし、その旧統一協会を名乗るボランティア団体が登録されていることを指摘し、社協のボランティア団体ということが、「お墨付き」を与えるのではと指摘しましたが、排除できないと突っぱねました。

その後、10月5日、都政新報という都政専門誌が、「官民共同で事業に参画している事業に旧統一協会があり、HPから削除」という記事が載りました。東京都は、社会的に問題ある団体だと認識しているからにほかなりません。

10月6日、教育費の決算で、生涯学習人材バンク統一協会との関係の疑いのある人物が登録されている問題については、「関係性が確認できたら人材バンクから除外」と答弁がありました。認識が発展したのでしょう。それにしても国会はホントにひどいですね。