はだしのゲン問題再燃

 松江市学校図書室で「はだしのゲン」の閲覧制限をしていたことが大問題になり、世論の広がりから同市教育委員会は閲覧制限を撤回しました。

 ところが、練馬区で「はだしのゲン」教育現場から撤去するようにもとめる陳情が提出され、こうした動きに危機感を強めた市民団体が、「はだしのゲン」の自由閲覧を求める陳情を8550名の署名をつけて提出し、今月18日の教育委員会で議論されるそうです。

 荒川区議会の決算委員会でもゲンの撤去を求める質問、神奈川県議会でも同趣旨の質問が行われました。懲りない人々もいるものですね。

 こんな状況下で「秘密保護法」が国会に提案し、ゴリ押ししようとする政府。

 共通項は、先の大戦でどれほどの外国人に迷惑をかけ、同じく国民に犠牲を強いたか、このことに反省がないことです。