日韓摩擦はとめられますか?

11月2日、共産党葛飾地区後援会として、現在の日韓関係を憂い、赤旗外信部記者の栗原千鶴さんを講師に学習会を開催しました。この当時もすでに国際法上、武力で外国を植民地として支配下に置くことは、禁じられていたので、「朝鮮の側から、日本に対し併合してほしい」と言わせ、つまり国際法を勝手にのねじ曲げた立場は、国際的に通用するものではありません。しかし、政府の立場は、合法的に支配したという立場です。こうした歴史認識を韓国が問題にしているのですから、平行線になるのでしょう。占領下の36年間の過酷な事実にあらためて驚きを覚えました。

また、韓国憲法が侵略占領下の1919年3.1独立運動を独立国家の起点としているという指摘にも驚きました。かつての河野談話村山談話は、事実をもとに日韓の歩み寄りでしたが、日韓でまず、話し合いを始めなければなりません。ちなみに11月4日にようやく日韓首脳会談が実現しましたが、今後の努力が必要なことはいうまでもありません。