三峡ツアー

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重慶市の窓口のようです


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大地の子」のラストの感動シーン、重慶から長江の川下りを父・松本氏とその子で残留孤児として奇特な中国人夫妻に育てられた陸一新の旅。

 

何としても実現できないものかと調査したものの中国に電話番号がないと現地の旅行社に注文ができない。日本の旅行会社に問い合わせはしましたが、先に航空券を確保してしまったために日程が合わない、料金が高い。結局、「現地のツアーを買えばいいんじゃない」と無謀な旅行になりました。しかし帰国は宜昌からでしたので一応、保険のつもりで中国高鉄(重慶から宜昌・片道3000円くらい)の切符は手配しておきました。

通常、2泊3日か3泊4日の旅程ですが、バス移動と船中一泊ツアーが現地で個室(2名1室)で1泊2日のツアーを1人1280元で手配することができました。事前に調べた皇家公主系の仙婷号という船でした。2泊3日では、1500元で二泊した後、もう一晩、船で宿泊して重慶に戻るという行程ですが、た私たちは、一泊二日を選択しました、日程の都合で。

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実は、ツアー参加までてこずりました。携帯電話は、国際電話しかつながらないため、中国の連絡先は、宿泊したホテルにして置き、前の晩の7時に連絡するという約束していましたが、ホテルの従業員から連絡があったのですが、つたない中国語が通じない。重慶では、英語がほとんど通用しないのでした。結局、ツアーガイドが私たちに携帯電話に電話するようホテルに連絡があり、ようやく、参加確認が取れた次第です。これまた、中国語オンリーでした。ツアー参加者には、外国人は、私たちだけのようでした。

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いくつかの観光地で停車し昼食も取り白帝城へ。

 白帝城は絶景でした。10元札にこの図柄が採用されています。

この後、いよいよ、乗船します。

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約6000トン級の船で全部個室のようです。深夜、出港。とても静かな船です。海を航行する船とは、構造が全く違うのでしょうか。川なので全く揺れも気になりません。

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夜が明け、早朝、5時半ごろ船内放送で起こされ、そこは巫峡でした。説明が全部中国語なので、正確に理解できませんが、断片的に判断するしかありません。ここもまた絶景でした。

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朝食の後、神農渓へオプショナルツアーは、別料金で200元、小型船に乗り換え、長江の支流の上流へ2時間程度のツアーでした。こちらもただため息の出るような絶景です。

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船内で昼食。昨日から中国人のみなさんと円卓を囲んでの食事。昼も夜も誰もビールとか注文をしないので、とにかく、食べる時はとにかく食べる。おかずが10品以上ありスープも、けっこう豪華な食事でした。酒は、船の寝室で、船の売店には、冷たいビールも白酒もワインもなんでもあり、ただし、従業員が売ることに熱心ではなく、フロントに連絡しないと購入できませんでした。

 

最後は、屈原の遺跡と三峡ダムの見学でした。三峡ダムは天気が悪く霧の中。残念でしたが、念願の長江川下りに参加でき、感激です。

宜昌については、何の情報もなく心配でした。いま、思うと、重慶の埠頭を出発するとき物売りのおじさんが、宜昌も含めた地図を売っていました。買っておけばよかった。

しかし、ツアーが終わった後、ホテルに行き、夕食食べて、寝て、翌朝、空港から変えるだけなので、タクシーを利用したので地図はなくても不便はありませんでした。タクシー代はいくらかかるか?という不安はなくもないですが、たいした金額ではないので心配ありませんでした。

少々、無謀でしたが、楽しかった旅行になりました、