ありのままに自分らしく生きる

3月21日、日本共産党葛飾後援会の主催で、「誰もが尊重される社会って何」というLGBT問題の学習会が行われました。パネリストは、江戸川区で同性パートナーシップ制度の設立に奔走した七崎良輔さん、赤旗日曜版でLGBT問題の漫画を連載した作者の青木萌さん、弁護士の山添健之さんでした。

山添弁護士は、世界のLGBTの法制化の到達の表を用意し、異性との結婚しか認めないどころか死刑を含めた犯罪行為とされている国もあります。欧米では進んでいますが、日本は、自治体での取り組みは進み始めましたが、法的には「何もしていない国」のひとつです。

七崎さんは、生まれた性と心の性が一致しないことでいじめや差別を受けている現状を変えるために江戸川区で地道に運動し、来年度から「同性パートナーシップ制度」を実現させた取り組みを紹介しました。江戸川区は、東京五輪で世界一LGBTの法制度が進んでいるオランダのホスト都市になっていることから、大使館の方まで協力してくれたそうです。葛飾区は、これからです。