いつか陽のあたる場所で

NHKのドラマ。

とぎれとぎれに見ているんですが、心にしみる、いろんなことを考えさせられるドラマです。

刑事事件になってなくても、人間である限り、人の心を傷つけてしまったり、間違えは犯しているのではないか。

刑事事件として、一線をこえてしまった人もいるのは、事実です。しかし、こうした人々も「生」のあるかぎり、毎日があります。こうした元受刑者の厳しい生活と、人間らしく生きていきたいという「叫び」が心にしみるのです。

殺人事件の被害者家族が、犯人を憎むのは当然です。しかし、ある事件で子供を殺害された保護司の父親が、「犯人を死刑にして欲しい」ではなく、「更生して欲しい」と絞るように言っていたのには、敬意を評するとともに涙が止まりませんでした。