沖縄県の50年

5月15日、沖縄県が米国施政権下から日本に返還され、50周年を迎えました。

狭い島々の県内に、今も国内の70%にあたる米軍基地がひしめき米軍・軍属による犯罪が後をたたず日米基地協定により、日本の捜査権が制限されている現実は異常というほかありません。

ましてや政府は普天間基地の代替として辺野古基地建設を進めていますが、反対の声に耳を貸そうとしないことは異常です。

ロシア軍によるウクライナ侵略に乗じて、岸田政権は米軍と自衛隊が共同で先制攻撃、敵基地能力を強めるといいますが、沖縄の基地はその前線基地化されかねません。50年の歴史を振り返り、今の事態を冷静に平和外交の在り方を考えるべき時だと思います。