ダイヤモンド・プリンセス

横浜の大黒ふ頭に係留されていた豪華客船。キャパシティは最大で6000人以上。

複数のレストラン、劇場、プール、娯楽施設の数々。十数階のビルが浮かんでいる巨大な船は、戦艦大和を超える8万トン級だそうです。

日本政府の要請で2週間船内隔離の方針としましたが、大失敗となりました。外国のマスコミからは、「教科書にやってはならないという手本をやった結果」などと厳しい批判を受けました。我が国の現状で発見されている数倍の患者を出してしまったこのクルーズ船での対策は、現在、二次感染、三次感染が報道されている中で、「新たな危機管理策」が求められています。

しかし、その陣頭指揮をとるべき首相が、「桜問題」でウソにウソの上塗り。世論調査でも「首相の説明に納得ができない」は7~8割と圧倒的多数です。このダイヤモンド・プリンセスの乗客もクルーも外国人が大多数です。この責任問題は、世界から問われてくることになります。