税収増の真相は

区の予算は区長が提案し、区議会で審議されます。区政の根幹である特別区税の税収が増えているそうです。安倍政権は「単純に景気が良くなった」と言いたいのでしょうが、そう単純ではありません。「納税義務者の増」と説明していますが、その実態は、どうか?約20年で区内の外国人が3倍に増え、人口の5%近くを占めています。今年の成人式の対象者は、葛飾区でも10%が外国人でした。外国人労働者も当然税金を支払います。加えて、高齢者の就労です。アベノミクスで250万人の雇用が増えたと自慢していますが、そのうち210万人は、65歳以上の方々です。その多くは、年金だけでは生活が成り立たないから働かなければならないということです。税収の増えた分は、区民の生活苦に寄り添うものでなくてはなりません。