キューバだけではなく革命の英雄として世界から賞賛と憎悪の対象とされたカストロ議長の死は大きく報道された。
オバマ大統領は、キューバとの関係改善を公約し実行してきたのだが、次期米国大統領に就任する予定のトランプ氏は、関係改善に水をさす言動を繰り返している。米国保守層にとってキューバの存在が、「のどにささった魚の骨」と表現した人がいたが、トランプ氏にとっては、キューバは、そのような存在なのだろうか。
生前のカストロ議長へのインタビューで「人間にとって何が一番大切か」と問われ、「誠実」とこたえた。私は、共産党員だからではなく、カストロ議長を尊敬している。いつのことになるかわからないが、次のキューバ行では、墓参りしたい。
