無謀なオスプレイ配備

欠陥だと批判され、今年モロッコで、また先月、米国フロリダで墜落事故を起こしたオスプレイという飛行機、大きな羽が両翼について、ヘリコプターのように垂直に離陸、着陸できる飛行機です。

米軍は是が非でも日本に配備したいとしていましたが、民主党政権は、フロリダでの事故後、さすがに凍結を打ち出さざるをえませんでした。しかし、事故調査結果がだされたら再検討・・・という条件付きではありますが。

これを問題の沖縄・普天間基地に配備しようというのが米国の計画ですが、これには沖縄で猛烈な反対運動が行われています。米軍自身が明らかにしている事故が起こる可能性のエリアが普天間基地から民地にはみ出ているからです。突然、普天間基地の周辺にオスプレイが落ちてきても不思議ではないからです。

民主党政権は、米国に押されて、ついに岩国経由、普天間への配備を認めてしまいました。事故調査結果も明らかになっていないのに。消費税、原発再稼働、オスプレイ配備、ことごとく「民」の声を無視する政権にはノーだ。