日本の銃規制は

富山で元自衛官の男が警官を刺殺され警官の銃で民間人が犠牲になった。被害にあわれた警察官と民間人、その遺族の方々にはお悔やみ申し上げたい。

悪いのは拳銃を奪った犯人であるのは当然だ。しかし、その盗まれた銃で民間人が犠牲になったことの重大性がなぜマスコミで問題にならないのか。県警本部長が、その後の記者会見で、銃をとられない装置の設置を検討するのだという。その装置を設置しても、滋賀県で起きた警官による警官の銃による殺害事件の防止にはならない。警察が組織としてこの問題にどうけじめをつけるのかが問われていると思う。

私がさらに不思議に思うのは、マスコミも銃を持つべきか否かが問題にしないことだ。警察批判は、今後の取材の悪影響を忖度しているなら問題外ではないか。

マスコミとしては、武装解除が問題になること自体が安全保障上、問題となってほしくないと忖度をしていると疑いたくなる。