閉会中審議

加計学園問題の閉会中審議が7月に行われたが、証人喚問ではなく参考人質疑でした。「記憶にない」「記憶にないから、ない」など、どう見ても国民が納得できないという意見が広がっている。

稲田防衛大臣がついに辞職したのだが、南スーダンの駆けつけ警護なる任務の日報が問題になったからだ。しかし、防衛監察と稲田大臣の釈明が微妙に異なっている。当然、野党が閉会中審議を要求して、稲田元大臣の出席を求めたのだが、自民党側は、「前例になるから拒否」と報道されている。

この言い分は、「どんなひどいことをやらかしても、辞職すれば、もうそれ以上の責任は求めないという、前例をつくること」に他ならない。

どんなに丁寧に説明するといっても「誠意がない」といわれてもしょうがないのでは。