笹子トンネル

トンネルの天井にあんな重たい天板が吊るされているとは、今度の事故が起こるまで想像だにできませんでした。

テレビなどの報道では、公共工事の抑制がこんな事故を招いたかのように言いますが、あべこべですよね。

学校などの非構造部材の総点検は、東日本大震災のあと、撤去したり、直す動きが全国の自治体で進んでいます。ところが、高速道路は新たなものをつくるのに巨額の投資が行われようとしています。一方、過疎化したムラなどのはしや道路の老朽化している補修が後回しにされていることを去年の自治体学校でも生々しいレポートを伺いいました。

犠牲になられた方には心からご冥福をお祈りいたします。

しかし、この事故は、とんでもない人災です。政治のあり方にも関わります。二度とこんな事故を起こさないための改善は急いで進めなければなりません。