10年後なくなるのは

テレビのニュースで、田中文部大臣の選挙区について報道されていました。民主党・田中氏は田中角栄氏の娘であり、自民党時代からの「田中党」とも言うべき強固な地盤があるが、どうなるかわからない・・・と。

その混乱した情勢は、TPP問題だということです。米どころの選挙区だけにTPP反対の立場に立つのか否かが問題になり、民主党は推進の方向を明確に打ち出しました。

田中氏に挑むのは自民党共産党、維新の会の候補だといいます。ところが、維新の候補は前回、自民党から出馬し落選した候補だそうです。共産党以外、みんな自民党じゃないか、てなかんじ。

しかし、維新の会の候補のインタビューでTPP推進と言い切り「農家は年寄りばかりで10年後には、どっちみちなくなるだけ」と傲慢なことを言ってました。腹が立ってしょうがありません。「10年後になくなっていのは、あなたの政党」これ、間違いないですよ。だいたい、石原新党と維新が合流したとき、TPPは、石原新党にあわせて推進姿勢を薄めたと報道されています。政策無視の野合の混乱ですね。

食と大地の安全保障、農業を守れない政治家に未来はありません。