3.11ロンドン五輪・女子マラソン選考レース

間もなく、あの大震災から一年になります。

8チャンネルで放映していますが、その他のチャンネルは、ほぼ震災関連の報道が多いです。その後の原発事故の収束のめどもいまだに立っていません。

先日、チェルノブイリの北側のベラルーシの村では、26年たった今も、放射能とたたかっている現実を目の当たりにしました。同時に、正確な測定と検査によって健康に暮らせるという実践でもあります。

東京はリオデジャネイロの四年後、2020年に五輪を開催したいと立候補しようとしています。東京の放射能被害も深刻な状態できちんと調べる必要があります。ある学者は、都が放射能対策にまじめに対応しないのは、五輪を誘致するのに「放射能」問題があるということが不都合だからではないか・・というコメントをききました。

そうであるなら都民の健康より五輪を上に置くことになります。私は、こうした事態がつづけば、本当に東京に決まっても、放射能のことが心配なアスリートが参加を断念・・・こんな心配までしてしまいます。本気で五輪というなら、都が率先して放射線の高いところは除染することが必要なのではないでしょうか。

そうではあっても、私は、被災地の復興と原発事故の収束に国は全力を挙げるべきであり、五輪を支援する段階ではないと思っています。今定例会では、五輪誘致の決議を区議会で上げようとしていますが、私は反対です。